ヨシあし和紙の会さんは、新潟市北区の福島潟という、新潟県最大の潟湖に群生するヨシ(葦)の有効活用と、地域おこしのために発足された会です。
福島潟は数多くの貴重な生物の生息地でもあり、その環境を維持するために、様々な団体が活動しています。
ヨシ和紙は、毎年秋になると枯れてしまう福島潟の大量の葦を刈り取り、それを原料に和紙を作られています。
通常、紙漉の原料に使われることのなかったヨシ(葦)をつかって和紙が漉けるようになるまで、いろいろ苦労されたそうです。
試行錯誤の結果、日本の昔ながらの紙漉の手法で、ネリとよばれる植物とヨシだけで紙づくりを行っています。